【特集】アフィリエイトの承認率・確定率の話
記事内に広告を含みます

カエレバ(かえれば)とRINKERどっちが便利?【アフィリエイトブログの商品リンクツール】

affiliate_webtool

アフィリエイトサイトに掲載する広告には、

  • ASPから発行された広告リンク
  • Googleアドセンスのアドセンス広告


の2つ以外に、

  • Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの商品リンク

のアフィリエイト広告があります。

市販の商品を紹介&レビューするアフィリエイトサイトは、Amazonと楽天のアフィリエイトリンクを掲載することがメインの広告になる場合が多く、Googleアドセンスの広告よりも成果に繋がりやすい傾向もあります。

ワードプレスで作成したアフィリエイトブログ内に、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの商品リンクをする際は、WEBツールを活用して見栄えやユーザビリティを良くするとサイトのデザイン性を損なわずに見やすい商品リンクが設置できます。

この記事では、商品リンクを設置できるWEBツールの中で代表的な3つのツールを紹介していきますが、「どれが最も使いやすく見栄えが良いのか?」という疑問にお答えしていきます。

【1】商品紹介ブログパーツ「カエレバ」

カエレバ 商品リンクの例
【画像出典】カエレバ公式サイト

商品紹介リンクツールの中でも最も有名なのが、この「カエレバ」です。
リリースされてから今日までの歴史が長く、ブロガーやアフィリエイターで知らない人はいないのではないでしょうか。

上記の画像のように、「カエレバ公式サイト」で紹介したい商品を検索すると、広告タグのソース(HTML)が表示されます。
そのコードを自分のサイトに掲載すれば広告掲載完了。

  • Amazonアソシエイト
  • 楽天アフィリエイト
  • バリューコマース(アフィリエイトASP)
  • A8.net(アフィリエイトASP)

などと提携し、必要な情報をカエレバ公式サイトのフォームに入力すればアフィリエイトコードの作成が可能になります。

カエレバ ID登録画面
【画像出典:カエレバ公式サイト】

カエレバのメリット

  • 無料で使える
  • ワードプレスだけでなく、通常のHTMLサイトでも使える
  • デザインのカスタマイズも可能(非公式カスタム)

カエレバのデメリット

カエレバは無料で使えることが最大のメリットですが、他の商品紹介ツールと比較するとデメリットもあります。あくまでも個人的な意見なので予めご理解ください。

  • 「カエレバ」公式サイトへのリンクが必ず設置される。(アクセスの流出・外部リンク数が増える)
  • 商品のアフィリエイトコード(ソース)がとても長くなる。記事内に大量のソースコードを記述することになり、記事内がゴチャゴチャする
  • 公式サイト純正のデザインがイマイチ
  • 広告張替え・商品管理が他のツールよりも手間がかかり、不便を感じる

カエレバを使用しているアフィリエイターは非常に多く、おそらく最も使われている商品紹介ツールだと思います。

姉妹ツールとして、本を紹介する際に適した「ヨメレバ」などもあり、使い方はほぼ同じです。

知名度も高く、大手ASPバリューコマースはカエレバと連携する仕組みも公開しているほど。

当方個人的には、もっと便利なものがあると感じるようになったので使用をやめましたが、今もなお多くのシェアを獲得している商品紹介ブログツールだと思います。

>> カエレバ公式サイト

【2】RINKER(リンカー)

【画像出典:RINKER公式サイト】

RINKER(リンカー)は、ワードプレスのプラグインです。

はてなブログやアメーバブログなどの無料ブログ系には導入できません。

RINKERはとにかく商品管理とコード生成がスムーズで便利です。

自分のワードプレス管理画面上でRINKERを操作できるので、商品を検索して記事内に埋め込む作業が本当にラク。

商品価格も表示・非表示が設定可能ですし、価格は随時自動で更新してくれます。

またデザイン性が良く、RINKERのカスタムテンプレートを作成しているユーザーさんも多いのでブログのデザインを更におしゃれにできることも魅力。

RINKERのメリット

  • デザインがスマート
  • ワードプレス上でAmazon・楽天上の商品検索ができ、すぐに掲載できる
  • 有償版にすればRINKER公式サイトへのリンクを消せる
  • 価格情報を定期的に自動更新してくれる
  • Amazon・楽天に商品がないものも、商品情報を入力すれば設置できる
  • 同一商品リンクを複数ページに掲載していても、商品情報管理画面で調整すれば一度で全て変更できる

RINKERも無料で利用できますが、980円(買い切り)の有償版を利用すると「Created by RINKER」の文字とリンクを消せます。

ボタンリンクをtarget=”_blank” に出来たり、ボタンの文字を一括で変更することも可能です。

無料でも十分使いやすいですが、デザイン性やSEO面、ユーザビリティの向上を図るなら980円の有償版を利用するとさらに使いやすいのでおすすめです。

RINKERのデメリット

  • 自作のHTMLサイトや無料ブログ系(Wordpress以外)では利用できない
  • Amazonアソシエイトプログラムの審査を通過したアソシエイトアカウントが必要。(もしもアカウントのみでは利用できない)

上記以外にRINKERのデメリットはありません。

楽天アフィリエイトへの登録も必要ですが、楽天アフィリエイトは登録すればOK。

一方、Amazonの商品検索をするには、Amazonアソシエイトの審査に通過し、Amazon Product Advertising APIを使用できる許可を貰う必要があります。

Amazonアソシエイトの審査は、登録しただけでは通過できません。
登録後、すぐに商品リンクを掲載できますが、一定期間の販売実績を審査されます。

無事通過すれば、Amazonの商品データベースにアクセスできるのでRINKERの機能をフル活用できます。

商品リンクWEBツールは迷わずRINKERを使うべき!

RINKERは、ブログでアフィリエイトするなら入れておきたい必須プラグインの一つです。

商品の掲載時も、過去に掲載した商品の調整もとにかく便利。
有償版ならRINKER公式へのリンクも排除できるのでアクセスの逃げもありません。

ページ数が多いブログに成長していくと、過去の商品リンクを入れ替えたり、各ページに設置してある商品リンクの些細な箇所を調整したくなるときがあります。

カエレバなどは、一括で変更するのがかなり厳しく、(Search Regexを使えばなんとかできるかもしれませんが…)100記事あるサイトなら、100回入れ替え作業をしなければならなくなります。自動更新もされません。

一方、RINKERならボタンの誘導文(Amazonで探す・Amazonで購入する)の変更も一回でOK。全ページのボタンリンクの誘導文を1度の作業で調整できます。

価格も自動で更新させられるので管理コストが圧倒的に減るので超おすすめです。

>> RINKER公式サイト

【3】もしもアフィリエイトかんたんリンク

もしもアフィリエイトでは「かんたんリンク」という機能があり、Amazonの商品ページURLをコピペすれば、上記のように表示できるソースコードを発行してくれます。

【画像出典】もしもアフィリエイトのかんたんリンク生成画面


もしもアフィリエイト上で、Amazon・楽天・Yhaoo!ショッピングの全ての広告主と提携すれば一括でコードを生成してくれるので便利です。

もしもアフィリエイト・かんたんリンクのメリット

  • アフィリエイト初心者・HTMLに詳しくない人でも使いやすい
  • 無料ブログや自作のHTMLサイトでも使用できる。もちろんワードプレスでも使えます

もしもアフィリエイト・かんたんリンクのデメリット

  • 過去に掲載した商品を調整したい場合は、1記事ずつ調整する必要がある
  • 貼り付けるアフィリエイトソースコードが長い
  • ボタンリンクを好みのデザインに変更できない

ブログ開始間もない時期でも、Amazonや楽天と提携しやすいので、初心者にはとても良いと思います。

ですが、Amazonアソシエイトと直接提携した方がAmazonのAPI(ソフトウェアの機能の一部を共有してくれる仕組み)を使えるようになるので、RINKERやその他のプラグインを使うときに役立ちます。

もしもアフィリエイトで一定期間実績を積み上げたら、Amazonアソシエイトへの直接登録にシフトして、広告掲載した方がいいかもしれません。

>> もしもアフィリエイト

【4】バリューコマース MyLinkbox

バリューコマースの商品リンク
【Value Commerceの商品リンク例】

大手アフィリエイトASP・バリューコマースは、手軽に商品ボタンリンクを設置できる「MyLinkbox」を提供しています。

バリューコマースに登録し、Amazon・楽天市場販促プログラム・Yahoo!ショッピングにそれぞれ提携すれば、各ショッピングサイトへの紹介ボックスが生成できます。※上記画像参照。

メリット

  • アフィリエイト初心者でも使いやすい
  • 商品リンクを設置する際のアフィリエイトコードが短めで扱いやすい
  • 同じ商品を複数のページに掲載した場合、バリューコマース管理画面で商品情報を調整すれば全ページ調整が反映される

デメリット

  • ボタンリンクを好みのデザインに変更できない
  • 初回のみ、広告を掲載する際に<head></head>内の調整が必要なので、HTML初心者には抵抗があるかもしれない

>> バリューコマース公式サイト

まとめ

以上ご紹介した商品紹介リンク生成ツール以外にも「kattene(カッテネ)」というWordpress専用プラグインもありますが、「kattene」はRINKERと比べると商品掲載や管理の手間がかかると感じたので、ワードプレスでアフィリエイトサイトを運営している方はRINKER一択でいいと思います。

当方は、2年ほどRINKERを使って来ましたが不便に感じたことはほとんどありません。

逆にRINKERの機能によって、こんな風に見やすくできるな、とサイトのデザイン性を見直せたほどです。

商品紹介ボタンは、見栄えがよいほどクリック率が高まると感じています。

アフィリエイト報酬を取りこぼさないためにも、美しいデザインの商品リンクボタンが設置できるツールを選んでみてください。