【特集】アフィリエイトの承認率・確定率の話
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サイト売買におすすめのM&A取引サイト【7選】

サイト M&A

個人で運営していたブログやサイト、企業として運営していたサイトを他者に売却できるのが、「サイトのM&A」です。

会社の事業継承と同じように、サイト内のコンテンツやドメインなど、運営していたサイトの全てを買い主に譲渡する形になります。

売り主側は売却希望額を提示し、買い主を募集します。
逆に買い主は、サイト売買サイトに登録されている出品サイトで情報を閲覧し、希望に合うサイトを所持している売り主と交渉します。

サイトを売却したい側が持っている希望は、

  • 他の事業が忙しく、更新や管理に割く時間やリソースがない
  • 一定のアクセスがあるにも関わらず、マネタイズがうまくいかない
  • 毎月一定の売上があるが、まとまった資金が必要になった
  • 別ジャンルのメディア構築に力を集中させたい

などがあります。

一方、買い主側の希望は、

  • サイトを1から作り上げるコストや手間を避けたい
  • すでにアクセスがあるサイトを買収して事業拡大したい
  • 資金はあるが、サイト構築リソースがない

などがあり、事業拡大のスピードを早めたいと考えている人が多いです。

サイトM&Aは、双方の希望を補完し合うことができることが大きなメリットです。

サイトM&Aのメリット

サイトM&Aのメリットは「時間を短縮できる」ということに尽きます。

買い主側は、事業の拡大・売上拡大・見込み客の集客などのスピードを早めることができます。

一方、売り主は、今後自分で運営した場合の売上見込み額を売却時に回収できることです。

また、「アクセスはあるけれどマネタイズがうまくいかなかった」という売上金額がゼロに近いサイトでも買い手が見つかりやすい傾向があります。

マネタイズが上手な買い手がサイトをチェックし、「ここを改善すれば売上が出せる」と考えることも往々にしてあるので売却も可能です。

サイトM&Aのデメリット

一方、買い主側にはデメリットやリスクもあります。
買収する際に売り主から開示された情報に虚偽や間違いがなければ問題ありませんが、購入後に想定と違っていたという可能性もゼロではありません。

  • 購入前に開示されていたアクセス数や売上額と大きく異なっている
  • 運営者が変わった途端、アクセス数や売上額が激減した
  • 開示されていた月額売上額は過去最高額で、平均売上は想定よりも下回っていた
  • 買収後、売り主が競合となる酷似サイトを作成してしまった
  • 買収したSNSやYOUTUBEアカウントが垢バンされた

など、リスクがあります。

なるべく安全な取引をするには、買収前に証拠となる正確なデータを開示してもらうことが大事です。

また、買収後のサイト運営は、なるべく買収前と同じサーバー(もしくはもっと良いサーバー)に設置するなどすることも、サイトの表示速度やアクセス数を減らさない対処法となります。

サイト売却の流れ・順序

サイトを売却するまでの流れは以下の通りです。
買い手の場合でも手順は同様なので参考にしてみてください。

  • サイト・ブログM&Aポータルサイトに出品サイトを登録する
  • 登録時に、月間売上額・月間アクセス数・売却サイトの特徴や運営経緯などを入力する
  • 買い手からの連絡を待つ
  • 買い主からの質問に回答。サイトURLの開示、または要望されたデータを提示する
  • 購入の意思が届いたら、M&Aサイトの担当者に報告する
  • M&Aサイトの担当者にサイト売買契約書を作成してもらう
  • 売買契約書を確認し、買い主・売り主共に問題なければサインする。(クラウドサインなどの電子サインでの契約が多い。実印での捺印が不要な場合が多い)
  • 契約締結後、買い主からのM&Aサイトの運営者に代金が支払われる(直接送金の場合もあり)
  • M&Aサイト運営者に着金が確認できた時点で、サイト・ドメインを買い主に引き渡す
  • サイト・ドメインの引き渡しは、双方の希望・要望によってことなる。買い主にサイト移管の知識がない場合、M&Aサイト運営者サイドが実行する場合もあり。
  • サイトデータ・ドメインの権利を引き渡し後、数週間~1ヶ月程度で引き継ぎ終了。納品完了となり、売却作業が完了します。
  • 買い主からM&A運営者へ「サイト移管の完了」を通知されてから、10日ほどで(M&Aサイトによって異なる)売り主に代金が振り込まれます。

売り主と買い主の作業スピードが早い場合は、3日程度で移管作業が終了する場合もあり、売約決定から入金まで2週間程度で終わることもあります。

移管作業をスムーズに終了させるために売り主側が事前に用意しておく情報は、

  • サイトをアップロードしているサーバーのFTP情報(他のサイトにアクセスできないように、別途にFTPアカウントを作成しておく)
  • 譲渡するサイトがWordPressのサイトの場合は、サイトデータ引っ越しプラグイン「All-in-One WP Migration」でデータをエクスポートし、渡す形もOK。データサイズが大きい場合は、有料版の購入が必要です。($69)
  • ドメインを買い主に移管するために、ドメインを取得したドメイン管理サービス(ムームードメインやバリュードメインなど)を伝えておく。買い主がそのドメインサービスを利用していない場合は、アカウントの取得を推奨しておくとドメインの引っ越しが円滑に進みます。

サイトデータの移管は、売り主と買い主の双方の希望によって異なるのでこの限りではありません。

双方ともに渡しやすい方法で移管作業していきましょう。

サイト売却・買収の流れを理解したところで、次は売却するために必要な情報について触れていきます。

サイト売却側(売り主)が用意しておくべき情報と買い主が聞くべき情報

悩むサラリーマン

サイトを売却する側は、買い主が安心してサイトを購入できるようにいくつかのデータを用意しておくべきです。

サイト売買から1年後も買い主に「良い買い物をした」と思ってもらうためには、正確なデータを用意しておくことが大事です。

売り主は正確なデータを用意し、買い主は購入時にそれらのデータ開示を要求することが大事です。

売り主が用意しておくべきデータ(買い主がチェックすべきデータ)は、主に以下のようなものがあります。

  1. サイトURL(ドメイン)
  2. 運営年数
  3. サイトデザイン
  4. 現在のアクセス
  5. 現在の収益額(月の最高だけではなく直近1年間の数値も必ず)
    数年前の数字ではだめです。必ず直近のデータをもらうようにしてください。
  6. アクセスの集客方法(自然検索、SNS、外部流入など)
    必要であればアナリティクスのデータも必須です。

過去の月間売上額

月ごとの確定売上額は、サイト売却の際に最も大事な情報と言えます。
ASPによっては、一定期間で閲覧出来なくなくなるので定期的にデータをダウンロードしておくことが大事です。
その際、証拠の正確性を示すためにもASP管理画面上で報酬額のキャプチャを撮影しておくのがおすすめ。

また、サイトごとにアフィリエイトタグを分けていない人は注意が必要です。
他のサイトで発生している成果も、売却サイトの成果として計上されてしまっていては、実際のサイト価値とは異なります。

将来的にサイトを売却したいと考えている人は、必ずサイトごとのアフィリエイトタグを掲載しましょう。

買い主によっては、月額報酬額のデータ(キャプチャ)以外にも、
・どの案件が何件獲得できているのか?
・各案件ごとの報酬単価(特別単価も含む)はいくらか?
など、各ASPごとのデータやキャプチャを要望する人もいます。

手間はかかりますが、なるべく全ての情報を用意できる方が買い手の購入意欲につながるので用意しましょう。

運営しているにアクセスがあってもマネタイズしていないため売上がないサイトの場合は、アクセス数のデータだけを用意すれば問題ない場合もあります。

サイトのアクセス数・PV・ユニークアクセス数

affiliate_webtool

売上額と共に重要な指標なので「アクセス数」です。

アクセス数が多いほどサイトの価値は高くなり、売上がないサイトでも高値で取引される場合があります。

アクセス数のデータは申告するアクセス数だけでは信憑性に欠けるので、アクセス解析ソフトのキャプチャを提示すると信憑性が上がります。

特に、Googleのアナリティクスを設置しているサイトは、PVもユニークアクセス数も確認できるので買い主は安心して購入に踏み込めます。

Googleアナリティクスを設置していないサイトは今からでも設置しましょう。

別のアナリティクスツールを設置している場合は、そのデータを開示すれば問題ありませんが、Googleアナリティクスの場合、売り主から買い主へ過去のデータも引き継げるという利便性があるので喜ばれます。

また、Googleアナリティクスだけでなく、Googleサーチコンソールでのデータ取得もしておくのがおすすめです。

提示するデータの期間は、過去数ヶ月でも買い主が納得してくれる場合も多いですが、やはりサイト開設時からのアクセス履歴があると買い主は安心します。

今は販売する予定がないメディアでも、Googleアナリティクスは必ず入れておくようにしましょう。

サイトの直帰率

直帰率の例
※Googleアナリティクスの前バージョンで確認できる直帰率

「直帰率」のデータは必須ではありませんが、買い主によっては重視する人もいます。

サイトの直帰率は、検索エンジンでの表示順位に関わる数値です。
直帰率が高いサイトは、アクセス者がサイトを訪れても「このサイトではよくわからないな」とう印象を与えた結果、検索エンジンのページに戻られてしまっている可能性があります。

そのアクセス者は別のページを訪問している可能性が高く、別サイトのページに長時間滞在した場合は、そちらのサイトの方が適切な回答が書かれていると「Googleの検索エンジン」に判断される可能性が高まります。

すると、やがて別のページが自身のサイトよりも上位に表示される傾向が確認できます。

しかし直帰率が高いサイトの場合でも、ユーザーは十分満足している場合もあります。直帰率が高いからと言って、「SEOにおいて悪影響である」とも言い切れない部分もあるので一つの指標として見ておく程度が良いです。

「サイトの直帰率」はGoogleアナリティクスを設置しておけば計測可能。

サイトの買い手となる場合、直帰率が高いサイト(直帰率90%以上など)を購入する際には念のため注意が必要です。

売り手の場合は、日頃から直帰率を改善するための施策を行っていくのが重要です。

サイトの運営年数・中古ドメインか自身が取得したドメインかを開示

ドメインを取得してからサイトを運営した年数は、サイトのドメインパワーに関わる大事な情報です。

SEOチェキなどで調査すればドメイン取得年を簡単に調べられますが、中古ドメインを利用したのか、それとも新規ドメインを取得したのかを伝えることも大事です。

中古ドメインを利用したサイトは、強いドメインからのリンクを受けている可能性もありますが、スパムスコアが高い場合もあります。

買い主は、売り主から開示されたドメインの調査は必須です。売り主側は、買い主に不利益がないようにドメイン取得の経緯もしっかり伝えましょう。

連動しているSNSを譲渡できるか、出来ないか

サイトの更新情報をSNSで告知していたサイトはSNSからの流入も多かった可能性が高いので、SNSのアカウントも譲渡することで買い主側にメリットを与えられます。

SNSのフォロワー数も多ければ、売却価値も高まります。

買い主側が「SNSアカウントはいらないから安くして欲しい」という場合もあるので、分離して売却することも視野に入れておきましょう。

サイトで使用している画像・動画・イラストの著作権

サイトに掲載している画像やイラストが著作権を侵害している場合は、改善が必須です。

買い主側は訴訟のリスクを抱えることになりますし、売り主側も訴訟費用の負担をしなければなりません。(売買契約書の条項に記載されます)

サイトに使用している写真や画像は、売り主が撮影したものや作成したものであれば、画像の著作権や使用権を全て譲渡すればOK。

また、フリー写真サイトからダウンロードした写真を使用している場合は、その旨を伝えます。

アフィリエイト広告の公式サイトのキャプチャや、引用を使用している場合もその旨を伝え、肖像権や著作権に違反している画像を使用していないことを確認しましょう。

抵触している画像がある場合は、今すぐに改善することで買い主側も安心して購入に踏み込めるようになります。

売買金額の相場

自分のサイトは一体いくらで売れるのか?というのが売却時の疑問ですよね。
一般的なサイト売却の相場は、下記の計算式で算出されています。

【 月間利益額 × 18~24ヶ月分 = 売却額 】
※サイトのジャンルやコンテンツ内容によって大きく異なります。

18ヶ月分(1年半)から24ヶ月(2年分)の利益を掛けた金額が相場であるとも言われていますが、これは月間利益額が100万円を超える規模のメディアの場合と考えられます。

一方100万円以下のメディアの場合は、掛ける月数がやや減る傾向もあります。

【 月間利益額 × 14~18ヶ月分 = 売却額 】

【例】14ヶ月分 と 18ヶ月分の例
月間利益額 300,000円 ×14ヶ月分 = 4,200,000円
または、
月間利益額 300,000円 ×18ヶ月分 = 5,400,000円

また、売上が全く発生していない場合でもアクセス数が多ければ数百万円で売却できることもあります。

ページ数が10ページほどの小規模サイトでも、5万円~10万円程度で売却できることもあり、小規模・大規模にかかわらず、売却したいサイトがあるなら仲介サイトで公開してみるのがおすすめです。

売れるサイト・売りやすいサイトの特徴

売れるサイトと売れないサイトの違いはいくつかあります。

下記のような特徴があるサイトは売れやすく、金額も高くなる傾向があります。

  • 毎月一定の利益が出ている
  • 現在話題になっているテーマ・トレンドを扱っているメディア
  • 雑記ブログではなく、テーマが一貫した専門性のあるメディア
  • 固定のファンがついているメディア
  • 様々なテーマを扱っている雑記サイトだがアクセス数が数万規模であるメディア

これらのメディアは、買い手側から見ると「すぐにビジネスになる」と判断しやすいです。

買い手は、サイトを作る技術がないわけではないがビジネスの成長スピードを早めたいと考えてる人が多いです。

そのため、上記のような特徴を持つサイトは即戦力として期待されるため買い手が見つかりやすい傾向があります。

もちろん、「アフィリエイトサイトを持ちたいけど、自分ではサイトが作れない」という買い主さんもいます。

数万円から数十万円の少額の売買となりますが、アクセスや売上が少ないサイトでも買い手は見つかります。

売れないサイト・買われにくいサイトの特徴

売れないサイトは、「売れやすいサイトの特徴がないサイト」と言ってもいいかも知れません。

それに加えて、下記のようなサイトはほぼ売れないと判断できます。買い手の場合、このようなサイトを買ってしまうと問題が続出するかもしれません。

  • 他社のサイトのコンテンツをコピーしているサイト
  • 芸能人・有名人の写真を無断使用しているサイト
  • 薬機法・景品表示法に抵触している文章を掲載しているサイト
  • YMYL(お金・医療・健康をテーマにしたサイト)
  • サイトコンテンツの見栄えが悪い・文章がおかしいサイト

これらのようなサイトは売れにくいです。
買ってくれる人がいたとしても、買い主は被害を被ったり、サイト修正の手間が増えたりと結果的に良い取引にはなりません。

法を犯しているサイトは、そもそも存在してはいけないものです。
そのようなサイトを売却しようとするなど言語道断。

買い主の立場になる際には、これらの項目に気をつけて購入を検討しましょう。

ツイッター・YOUTUBE・インスタグラムアカウントも譲渡できる

サイトM&Aサイトで売却できるのはサイトだけではありません。

最近では、YOUTUBEチャンネルのアカウントや、インスタグラムのアカウントを売却することもできます。

特にYOUTUBEチャンネルは、総再生回数が数百万・数千万・億の実績がある場合、1000万円から5000万円程度で取引されることも珍しくありません。

YOUTUBEの広告収入を見込めることや、チャンネル登録者に商品を紹介できるなどを考慮するとそれだけ支払う価値があるからです。

もともと運営していたチャンネルオーナーのファンが登録しているチャンネルを買っても新しいコンテンツを出していけないのでは?という問題がありますが、専門的なテーマを扱っているチャンネルならば運営者が代わっても引き継げるものも多くあります。

また、インスタグラムはアカウントオーナー自身の写真を出していないものもあります。

これらのアカウントの場合は、運営者が代わったことがわかりにくいので引き継ぎやすいというメリットがあります。

無料ブログは売れる?

無料ブログを出品できるM&A仲介サイトもありますが、高値はつきにくい傾向があります。

アメブロやはてなブログなど、大手の無料ブログサービスで運営されている個人ブログの中には多くのアクセスを獲得しているものもありますが、あくまでも無料で場所を借りているのでサービス自体が終了したときには価値がゼロになってしまいます。

閉鎖リスクがあるメディアを高値で買い取りたいと考える買い主は多くありません。

これからブログを立ち上げるという場合は、無料ブログサービスを利用するよりも、独自ドメインを取得してワードプレスなどを使用してブログ運営する方がおすすめです。

サイト売買サービス・仲介サービスおすすめ10選


サイトを売買するには、サイト売買仲介サイトを利用するのが安心です。
近年、サイト売買市場が盛り上がっていることもあり、仲介業者が増えました。

下記に紹介する仲介サイトは、業界でも有名な大手企業が運営しているサービスだったり、売買完了までのサポートが手厚いサービスなど様々なです。

実際に利用してみた経験から、おすすめの仲介サイト順にご紹介していきます。

サイト売買のUREBA(ウレバ)

【画像出典】UREBA公式サイト

UREBAは、大手アフィリエイトASP「AFB」を運営している会社が提供しているM&Aサービスです。

【URL】https://ureba.jp/

頻繁に売買されるサイトが新規登録されるので随時チェックしている人も多く、買い手の立場でも売り手の立場でも素早く目的を達成できるのがメリットです。

OKADA

私が管理していたメディアも300万円を超える額で売却成立できました。

取引相手とのやりとりはサイト内のメッセージ機能で行えます。
少しサイトが重い印象がありますが、見やすいサイトなので買い手にとっても重宝されています。

また、UREBA管理者による「サイトの無料査定」をしてもらえるので、自分のサイトの価値を知りたい場合は、登録して査定してもらうのがおすすめです。

UREBAの大きな特徴として、売買されるサイトを3つのカテゴリに区分されるという点があります。

売上が発生しているサイトを「サイト案件」
大手ECサイトのアカウントの譲渡は「ECアカウント案件」
収益が発生していないサイトでも記事品質が高い案件を「記事コンテンツ案件」
と区分けされています。

一生懸命記事を買いたけれどマネタイズに失敗してしまった…というサイトでも、「記事コンテンツ案件」として取引できるのでおすすめです。

売り主手数料サイト案件・ECアカウントアカウント・記事コンテンツ案件いずれも無料
買い主手数料(直接取引)成約額の5%
サイト案件:最低手数料110,000円
ECアカウント案件:最低手数料33,000円
記事コンテンツ案件:最低手数料55,000円
※税抜
買い主手数料(仲介取引)成約額の10%
サイト案件:最低手数料110,000円
ECアカウント案件:最低手数料33,000円
記事コンテンツ案件:最低手数料55,000円
※税抜
サービス内容売買代金代理受領・サイト移行代行サービス(有料)
支払い・成約金受領方法銀行振込
SNSアカウント・動画配信サービス(YouTube、Instagram、TikTok)は記事コンテンツに該当します

サイト売買のラッコM&A

【画像出典:ラッコM&A】

ラッコM&Aは、掲載数・成約数が業界トップクラスの実績を持つM&A仲介サイトです。

売却手数料が無料であることや、取引からサイト受け渡しまで数日で完了できる「ラッコマーケット」というサービスもあり、手軽さが非常に便利です。
【URL】https://rakkoma.com/

売却サイトによっては、過去の獲得アクセス数やアクセス推移なども確認できるので買い主も安心。買い主が安心して取引できるということは、成立する取引数も多くなるとも言えます。

売りたい人・買いたい人のニーズをスピーディーに満たしてくれることもラッコM&Aの特徴です。

自分のサイトの価格を自動査定してくれる「サイト自動査定」のサービスもあるので、初めてサイトを売却する人にもおすすめです。

売り主手数料無料
買い主手数料(直接取引)成約額の5% 最低55,000円(税込)
サービス内容リーガルサポート・契約書自動生成・契約書ひな型・電子契約自動連携・サイト移行代行サービス(有料)
支払い・成約金受領方法銀行振込のみ

サイト売買のサイト売買Z

サイト売買Z
【画像出典】サイト売買Z公式サイト

【URL】https://www.site-z.com/

他社と比較すると流通サイト数は多くはありませんが、大手の企業も買収に利用されている仲介サイトです。

金額の代理受領やサイト移管サポートなども請け負ってくれます。
売り主も売却手数料がかかるので、手数料を節約したい場合は別の仲介サイトを利用する方がいいかもしれません。

売り主手数料成約額25万円以上の場合、成約額の3%
成約額25万円未満の場合、成約額の20%
成約額25万円未満の場合、手数料が1万1千円未満の場合 最低手数料として1万1千円(税込)
買い主手数料(直接取引)成約額の3~10%
サービス内容売買金額代理受領・サイト移管サポート
支払い・成約金受領方法銀行振込・ビットコイン

サイト売買のSITE STOCK(サイトストック)

【画像引用】SITESTOCK公式サイト

【URL】https://sitestock.jp/

業界トップクラスの取引実績を持っているサイトM&仲介サイトです。
2007年からサイトの仲介を行っているので業界では老舗と言ってもいいでしょう。

無料でサイトを査定してくれるサービスもあるので、初めてサイトを売却するときには売却価格の指標がわかります。

売り主と買い主が直接取り引きすることも、サイトストックの担当者に仲介してもらうこともできます。

直接取り引きの場合は手数料が安くなるので、なるべく売却益をアップしたい場合は直接取り引きがおすすめです

他社とくらべて少々手数料が高いのが懸念点です。

売り主手数料仲介基本料110,000円(税込)+税抜成約額の10%(+消費税)
買い主手数料(直接取引)100,000円
サービス内容売買金額代理受領・サイト移管サポート
支払い・成約金受領方法銀行振込

サイト売買のSiteBank(サイトバンク)

【画像引用】SITEBANK公式サイト

【URL】http://sitebank.jp/

サイトバンクは、各サイトM&Aの情報が収集されているのでサイトバンクを見るだけでも多くの出品サイトがチェックできます。

売却手数料が無料。1日の平均新規掲載サイトは6サイトほどで、サイトM&A仲介サイトの中では多め。
流通量が多いこともあり、アクティブな買い手が多い印象です。

売り主も買い主も売買取引手数料がかからないのが最大のメリットですが、サイト売買時のサポートがないため初めてM&Aを行う人には不向きかもしれません。

サイトM&Aに出品されているサイトのまとめサイトのような立ち位置なので、買い手は出品サイト調査のためにチェックしておく、という使い方がおすすめです。

売り主手数料無料
買い主手数料(直接取引)無料
サービス内容各種売買の際のサポートなし
支払い・成約金受領方法銀行振込


サイト売買のサイトレード

【画像出典:サイトトレード公式サイト】

【URL】https://site-trade.jp/

サイトバンクは、ハイクラスの案件を主に扱っているM&Aサイトです。

サイトバンクのアドバイザーが売却サイトを精査して掲載していることもあり、WEB媒体を強化したい企業からも注目されています。

数百万円の価格のサイトから1億円を超えるメディアも取引されており、小規模のサイトはほぼ掲載されていません。

数百万円~1000万円を超える価値があるメディアであれば、サイトバンクにも登録しておくのがおすすめです。

専任担当者がつくので売却の際、しっかりサポートしてくれます。

買い手の場合も、良質で一定の売上が見込めるサイトの情報をキャッチできるので要チェックです。

売り主手数料5,000万円以下の場合、代金の3% (専任委託ではない場合は5%)
5,000万円~1億円以下の場合、3%(専任委託ではない場合は5%)
1億円超の場合、無 料
買い主手数料(直接取引)5,000万円以下の場合、代金の10%
5,000万円超~1億円以下の場合、6%~9%(成約金額によって変動)
1億円超の場合、個別相談
サービス内容リーガルサポート・各種売買における手順のアドバイス・サポート
支払い・成約金受領方法銀行振込

その他のサイトM&A仲介サービス

個人的には利用して成約したことはありませんが、他にも下記のようなサイトM&A仲介サイトがあります。

M&A-WEB(エムアンドエーウェブ)

サイトM&Aだけでなく、企業間事業売却や個人と企業間の事業売却案件も取り扱っているM&Aサイトです。
【URL】https://ma-platform.com/

サイトマ

売り主・買い主ともに手数料が高めですが、サイト譲渡完了まで全てを代行してくれるので、サーバーやドメインなどの知識が乏しい方でも利用しやすい仲介サービスです。

売り主側は売りたいサイトの情報を提出すれば買い手にアピールし、売買締結まで尽力してくれます。
【URL】https://saitoma.com/

A8 M&A

東証プライムに上場しているファンコミュニケーションズが運営しているサイトM&A仲介サイトです。

アフィリエイトASP「A8」を運営している会社なので、アフィリエイトサイトの売買に強い傾向があります。低価格のサイト案件も豊富です。
【URL】https://a8site-ma.net/

サイトキャッチャー

高額な大規模サイトから個人ブログ、SNSアカウントなど多種多様なメディアが取引されているM&A仲介サイトです。

直接取り引きと仲介取引とがあり、直接取り引きなら手数料も安めです。
【URL】https://sitecatcher.net/

売り主手数料成約額(税抜)の3%(+消費税)
最低紹介手数料 55,000円(税込)
買い主手数料(直接取引)成約額(税抜)の3%(消費税)
最低ご紹介手数料 55,000円(税込)
サイト売買仲介プラン成約額によって5%~10%に変動
サービス内容仲介プランは取引の全てを代行してくれます。
支払い・成約金受領方法銀行振込

サイトを高く売るコツ

affiliate_webtool

サイトを高く売るには当然のことながら、

  • 月間売上額を増やす
  • アクセス数を増やす(ユニークアクセスが多い方が評価が高い)

という2つが最も重要です。

月間売上が多いサイトやアクセスが多いサイトは必然と取引額が高くなりますが、売上が乏しいサイト・アクセスがないサイトは売却成立しにくい場合も多いです。

そんなサイトをなるべく高く売却するにはどんな施策が必要かを解説していきます。

【1】ページ内のコンテンツの品質を向上させる

売上もアクセスもないサイトをなるべく高く売るには、ページ内のコンテンツの品質を向上させるのがおすすめです。

質の良いページは必然と上位に表示されるはずですが、品質の良さだけでは上位表示されないことも多々あります。

熟練のSEO解析士やWEBディレクターは「コンテンツ内容は悪くないのに上位に表示されないサイト」の欠点を見抜けます。
「コンテンツ内容以外の施策を施せば人気ページになる」と判断できる買い手は、コンテンツの品質が良ければ購入してくれる可能性があります。

アクセスも売上もないサイトをなるべく高く売却したいときには、

  • コンテンツ内容を充実させる
  • ユーザーが読みやすいコンテンツに調整する
  • おかしな日本語・読みにくい文章になっていないか確認&調整する

短期間で上位表示されたり、アクセス数が増やすことはできなくても、コンテンツ内容を改善することはできます。

「コンテンツが良ければ買いたい」という買い手は多いので実践していきましょう。

【2】複数のM&Aサイトに登録する

サイトの売却を成立するには買い主とのマッチングが重要。

サイト仲介サイトは複数あるので、できれば5社以上のサイトに登録してマッチングのチャンスを増やすのがおすすめです。

その際、売却希望額は自分の希望ではなく、一般的な相場感を重視することも大事です。

売上があるサイトの場合、【月の報酬額×12~24ヶ月】の範囲で価格設定するのがおすすめ。

アクセスがあるサイトの場合、1000程度のアクセス数でもジャンルによっては数十万円の価格がつくことも珍しくありません。

価格設定が適正かつ、買い手が集まりやすい仲介サイトに登録することで売却成立確立が上がります。

買い手の場合、売り主にサイトを売却することに至った理由を聞こう

あなたが買い手の場合、売り主がなぜそのサイトを手放すことを決意したのか?という理由を聞くことも大事です。

売り主の中には「正直なデータを回答すると買ってくれないのでは?」と、正確な理由を回答してくれない場合もあります。
「自分が運営していたときにうまくいかなかったものを他の誰かが買ってくれることが不思議」と思っている人もいるからです。

売り手の多くは下記のような理由で売却を決めた方が多いです。

  • 想定の売上が出せなかった
  • 他のメディアが軌道にのり、力を集中させたい
  • アクセスはあるのに売上に結びつかないので、マネタイズが上手な人に売却したい
  • さらにメディアを成長させるためのリソースが足りない。かといって人も増やせない

買い手にリソース(人手や注げる人員)がある企業は、リソース不足でサイトを売却する人とマッチングしますし、マネタイズが得意な買い主は、アクセスはあるのに売上が出せなかった売り主とマッチングします。

売り手も買い手もWin&Winの取引ができるように、買い主は売り主に売却理由を尋ねるべきですし、売り主は買い主に正直な回答をすべきです。

現状は売上が乏しいメディアでも、マッチングによってメディアを成長させられる可能性があるの正確な情報を疎通させることが大事です。

また、売り主の中には売却前に提示しているアクセス数や売上を事実とは異なる数値を掲載している場合もあります。

売却理由を質問し、理屈が合わない理由しかヒアリング出来ない場合は購入を見送ることも損害を受けないための判断として重要です。

まとめ

サイトM&Aは、買い手・売り手どちらにとっても満足いく取引でなければなりません。

売り手は誠実に運営実績を伝えることが大切で、買い手は過剰な値引き交渉をせずに適正な価格で買い取ることが大事です。

買い手はサイト買収後、自分のサーバーにサイト移管が完了したらすぐに広告タグを入れ替えを行いましょう。

広告タグを張り替えた後でも、クッキーの関係で売り手側に成果発生することがあるので、この分の成果についても買い手側に支払われるように締結することも重要です。

契約書に盛り込んでおくようにしましょう。

双方ともに気持ち良い取引をするために相手のことを思いやって締結を進めていきましょう!